愛媛県歴史文化博物館 学芸員ブログ『研究室から』
資料・調査・おすすめ情報などを紹介。

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2012.10.26 Friday,
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昔のくらし探検隊、夏のくらし探検に出発!
暑い夏がやってきました。


愛媛県歴史文化博物館でも、民俗展示室2を夏仕様に模様替えしております。


昔のくらしでも、暑い夏を涼しく過ごす工夫がされていた様子を見ていただけます。


さらに!


見るだけでなく、昔の道具をさわったり動かしたりして体験できる「昔のくらし探検〜夏バージョン〜」が開催されました!


普段なら上がれない家の中に入ったり、触ることができない道具を動かしてみたり、学芸員やボランティアさんと一緒に行うスペシャルな探検です。


夏のくらしということで、蚊帳に入って不思議な空間も体験していただけますよ。 





本日参加された隊員さんたちは


「住むなら山のいえがいいなあ」


など、昔のくらしに親しみを持っていただけたようです。


昔の道具やくらしに興味がある人なら誰でも探検隊の仲間になることができます。


次回は18日!れきはくでお待ちしています。


開催日 8月18日(土)


時間  1回目 11:00から  


    2回目 13:00から


*    1.2回目とも内容は同じです。


* 受付は30分前より行います。


定員  先着30名(当日申し込み)


参加費 常設展観覧料が必要です。


ただし小中学生は無料です。

2012.08.04 Saturday,14:19
| diamond | 常設展おすすめ情報 | - | - |
テーマ展「伊予の文人―藩校と教育者―」開催のお知らせ


4月24日(火)からテーマ展「伊予の文人―藩校と教育者―」を6月11日(日)まで開催しています。


 江戸時代の伊予には八つの藩(松山・今治・西条・小松・大洲・新谷・宇和島・吉田)と天領(幕府領)がありました。これらの藩校はそれぞれの地域の学校の源流になっています。

開催日となった本日、ご観覧いただいたお客様から、ふだん、何気なく暮らしている私たちの町に根付いている伝統と文化に、深く関心を持っていただきました。

たくさんの皆様にご観覧いただければ幸いです。

2012.04.26 Thursday,10:12
| sarah | 常設展おすすめ情報 | - | - |
五月飾りを展示しました
 テーマ展「おひなさま」も終わり、季節の主役の交代ということで、民俗展示室2の海・山・里の家に五月飾りを展示しました。





当館が所蔵する中で、最も大きな幟飾(のぼりかざ)りを展示しています。高さが214センチもあり、天井(てんじょう)に届かんばかりです。





この幟。裾の端にぶらさがっているものにも注目してみてください。ここには一般的には括(くく)り猿という風押さえの錘(おもり)がつけられていましたが、この幟にはその名のとおり毛植えのかわいらしい猿が付けられています。昔の人のユーモアが感じられます。


ゴールデンウィークは特別展「リカちゃん−夢とあこがれの45年−」が開催されますが、常設展示には男の子の五月飾りが展示され、子ども歴史館でも大人気のよろいの着付け体験が実施されます。男の子もぜひゴールデンウィークはレキハクへ!!

2012.04.13 Friday,10:04
| inojun | 常設展おすすめ情報 | - | - |
昔のくらし探検隊 春編
 愛媛県歴史文化博物館では、学習支援プログラムの一つとして「昔のくらし探検」というプログラムをご用意しています。


 昭和の民家を復元した展示室を舞台に、昔の家や道具を実際に見て、触って、昔のくらしを身近に考えてもらうプログラムです。


 展示室にある道具や食事模型は季節に合わせてすこしずつ替えており、今回は春の「昔のくらし」を探検隊に体験してもらいました。


4月5日に「昔のくらし探検隊」として来館してくれたのは小学校1年生から6年生までの7人です。その様子を紹介します。


 丹原町の農家をモデルにした「里のいえ」では、昔の蓄音機で「うれしいひな祭り」など、レコードの音色を楽しんでもらいました。レコードを見て「フロッピーだ!」と話すこどもたちに絶句した昭和生まれの隊長たちでした。

 


レコードの溝や蓄音機の仕組みに興味深々のこども達です。



   同じく里のいえの箱膳は、食事の時はテーブルに、食事以外の時は食器をしまう道具になるものです。





 里のいえは、その広さや食事の様子などから、「海のいえ」「山のいえ」を抑えての一番人気でした。


 里のいえと山のいえの間にある展示コーナーでは、季節に合わせて田植の写真パネルや稲作関連の資料を展示しています。写真パネルに写っている「田植定規」が里のいえの意外なところに収納されており、「ここです!」と力強く指差す隊長です。



どこにあるかは展示室で見つけてみて下さいね。

城川町にある民家をモデルにした山のいえには、山の仕事に欠かせないショイコ(オイコ)があります。背負ってみてその重さを体感します。



「重くないよ」

と元気に答える子どもたちですが、これで山道を登るのは大変な作業です。

 昔の道具に触れて動かして体験する「昔のくらし探検隊」は、2012年度も元気に活動予定ですので、入隊お待ちしております。

2012.04.06 Friday,10:00
| diamond | 常設展おすすめ情報 | - | - |
まちがい探し

昭和初期の家屋を復元した民俗展示室3「愛媛のくらし」ですが、この度マイナーチェンジをしました。 次の2つの写真で違いがお分かりになりますでしょうか? 



 

  はい。番傘が新しくなりました。

「昔のくらし探検隊」では人気の道具の一つです。番傘を持ってみたり、開いてみて現在の洋傘との違いを体験してもらいます。重さや素材、使い方や収納方法など、色々な相違点が実際に体感できます。

その際には、番傘を大切に扱ってもらうのですが、やはり破れや傷みが出てしまいますので、今回番傘を新しくしました。




 開いてみるとわかりますが、破れていてからかさお化けのようです。


 

 こちらが新しい傘ですが、色が違うのがお分かりでしょうか?

番傘は、和紙や竹で出来ています。雨が染みないように、柿渋や油を塗ります。

できあがったばかりの紙はまだ白っぽく、経年と共に茶色になっていくようです。

平成4年の時点では、愛媛県内にも和傘職人としてお店を構えていた方が、西条市・内子町・御荘町に少なくとも三人はいらっしゃったようです。

こちらの2代目番傘も「昔のくらし探検隊」の際に大活躍してくれると思います。

 (参考資料)
愛媛県教育委員会「愛媛県の諸職-諸職関係民俗文化財調査報告書−」平成4年3月

2012.03.15 Thursday,09:49
| diamond | 常設展おすすめ情報 | - | - |
歴史展示室4におもちゃ屋ができました!

先般の休館日を利用して、展示室のメンテナンスを行いました。いくつかのガラスケースは、展示資料を外して内側からも清掃します。春休みには、きれいなケースでたくさんの来館者をお迎えしたいと思います。


いくつかの箇所では、展示替えも行いました。一番大がかりな展示替えの箇所は、歴史展示室4の昭和の展示コーナー。文具屋・本屋さんがおもちゃ屋さんに大変身。




この展示替えは、ゴールデンウィーク期間に開催される展覧会にあわせたものです。ゴールデンウィークの展覧会も近いうちにご報告できると思います。春は宇和島まで伸びた高速道路を使ってぜひレキハクへ。

 
2012.03.14 Wednesday,09:45
| inojun | 常設展おすすめ情報 | - | - |
おひなさま、展示中です

一日中寒かったり、雪がたくさん降ったりと厳しい冬が続いていますが、今日はようやく太陽が顔をのぞかせ、 少し暖かくなってきました。やっと春が近づきつつあります。


春といえば博物館恒例の展覧会「おひなさま」。今年は少し規模を縮小して、常設展示の一環のテーマ展として2月21日(火)から文書展示室で開催します。西条藩松平家のおひなさまはいつも大きなケースに段を組んで、たくさんの御道具と一緒に展示しますが、今回は普通のケースに男雛、女雛、御所人形を並べています。





西条藩松平家のおひなさまは、京都の公家一条家出身の通子(ゆきこ)が9代藩主松平頼学(よりさと)に嫁ぐ際に持参した有職雛(ゆうそくびな)です。有職雛とは公家の装束を正しく考証してつくられたおひなさまで、公家出身の通子にふさわしい品といえます。いつも雛段の最上段に飾られ、すこし遠くに見えていた有職雛も、今回の展示では目の前でじっくりと見ることができます。雛の背丈にみあう文様を別織りにして丁寧につくられたオーダーメイドのおひなさま。江戸時代の職人の素晴らしい技をぜひ間近で御覧ください。

 
2012.02.18 Saturday,10:59
| inojun | 常設展おすすめ情報 | - | - |
考古展示室テーマ展 開催中!!
 

本日(2/11)より考古展示室にて「発掘南予の遺跡PART2 南予の中世城郭」を開催しております。この展示は、松山自動車道 西予宇和―宇和島北間の開通を記念して、当自動車道建設工事等に伴い発掘調査が行われた大洲市から西予市・宇和島市域の中世城郭・集落遺跡の調査成果を中心に紹介するものです。


  展示資料の中から地域の歴史を再発見していただければ幸いです。


  展示構成・展示遺跡は次のとおりです。


  発掘調査成果 大洲市 元城跡(※参考資料 遺物写真展示) / 西予市 音地遺跡 松葉城跡(※参考資料 遺物写真展示)/宇和島市三間町 正徳ヶ森城跡・角ヶ谷城跡・岩倉城跡・務田遺跡/宇和島市 中津倉城跡・板島城跡・長松寺城跡・柿の木西法寺遺跡/宇和島市津島町 熱田城跡


  写真展示   南予の中世城郭


 関連事業として、5月以降に考古講座を開催予定です。(詳細が決まり次第お知らせします。) 展示は9月23日(日)までの予定です。この機会に是非ご覧ください。
2012.02.11 Saturday,10:55
| tomiemi | 常設展おすすめ情報 | - | - |
お正月料理と昔の暖房道具

民俗展示室には実物大の復元家屋があり、季節に合わせて料理や、部屋の道具を替えています。

先日、寒い冬を暖かく過ごすための民具とお正月料理の食事を展示しました。

丹原地方の農家をモデルにした里のいえにずらりと並んだ暖房道具です。




あんかやこたつ、火鉢など用途に応じて様々な形をしています。

いずれも炭を燃やして熱源としていました。

後列の二つはやぐらごたつといって、上に布団をかけて使います。

同じ道具に見えますが、左側のこたつは熱源が炭ではなく電気で暖かくなります。


また、同じく里のいえにはずらりとお正月料理も並びました。

箱膳にのりきらないほどのご馳走です。


数の子や五目豆、紅白なますなどは現代のおせち料理でも見られます。


また、白いご飯を食べることができるのは、お正月などやお祭りなど特別な時だけでした。普段の食事は麦を混ぜたご飯です。



現代のお正月料理と比べてみても面白いかもしれません。


「お正月・めでた尽くし」と合わせて、ぜひお正月は家族皆でれきはくにいらして、目で暖かさとおめでたさを味わってください。



 




 

2011.12.21 Wednesday,10:39
| diamond | 常設展おすすめ情報 | - | - |
巨大な紙幟(かみのぼり)

お正月、1月2日(月)から開催されるテーマ展「お正月・めでた尽くし」展の設営・列品は着々と進んでおります。


14日には、巨大な紙幟が2点、登場しました。




展示室のフロア狭しと、広げられたこの紙幟。

明治時代初期に宇和島市内で端午の節句に掲げられていました。

この巨大な紙幟が空にはためいた様子を想像するだけで、気分が高揚してきます。

今回は博物館で展示ということで、間近でじっくり見ていただけますので、大きさももちろんですが、おおらかな絵柄も味わってください。

先日ご紹介した、大きな神社幕に負けないスケールとおめでたさを備えた巨大紙幟、もちろん絵柄もおめでたいものになっています。

どのような思いのこもった絵柄か、展示室で確かめてください。     


お正月、れきはくの企画展示室でお待ちしています。

2011.12.15 Thursday,10:37
| diamond | 常設展おすすめ情報 | - | - |